日本人従業員が海外に赴任する場合、必要とされる医療サービスはベーシックな部分だけでは全く不十分といえます。 健康とウェルビーイングに対応する統合的なアプローチが必要となります。 これは、可能な限り最善の方法で従業員を支援するだけでなく、企業にも成果をもたらします。それでは、「統合的アプローチ」とは、具体的にどういった方法なのでしょうか?
従業員の健康とウェルビーイングに対応する統合的アプローチとは?
まず、健康を維持するためには、身体的な状態以外にも考慮しなければならない要素があります。統合的アプローチとは、精神的かつ身体的な健康に対処するとともに、それに影響を及ぼす可能性のある生活のさまざまな側面を考慮する方法です。
なぜ統合的アプローチが重要となるのか?
健康かつ幸せな状態にある労働力は生産性が高いといえます。Cigna Healthcareは、世界各地にある12の市場において約11,000人の従業員を対象にGlobally Mobile Vitality Study*を実施しました。それによると、メンタルヘルスは大きな影響を及ぼすことがわかりました。活力に関しては、「活力が高い」と回答した従業員の84%が良好なメンタルヘルスにあると回答しています。「活力が低い」群では、10人中9人が定期的なストレスを受けていました。また、海外勤務者にとって「燃え尽き症候群」(心身の衰弱・不調)は海外勤務者にとって大きな問題となっており、体調不良時の医師による診療を確保する以外の側面にも健康へのケアが不可欠となります。
統合的アプローチを取り入れる方法は?
Cigna Healthcareの統合的アプローチは、従業員が海外に赴任する前から始まります。まず、従業員がオンラインによる健康診断を受けるように勧めます。この評価では、従業員のさまざまな生活側面について検討することで、各自の健康リスクの有無を確認し、本人とその家族の医療ニーズがあるかどうかを明らかにすることができます。
健康とウェルビーイングに対する統合的アプローチを継続するには?
継続的なサポートと情報提供が必須となります。従業員の海外赴任後には、支援用のポータルとアクセスポイントが利用できます。また、世界各地からの日本語対応のリモート診療サービスが利用可能であり、医療専門家に相談することができます。このほか、年中無休24時間対応の日本語専用顧客サービスラインも利用可能です。
統合的アプローチは健康問題に十分対応できるのか?
実際の統合化アプローチの場合、事後対応サービスだけではなく、予防的サービスも利用できることが重要であり、精神的/身体的問題の発生のリスクを低減するうえで有益となる情報を提供する必要があります。そうした情報として、経済的な問題に対処するためのアドバイス(この問題は精神的なストレスにつながり、それが身体的な症状に現れる可能性がある)、食事に関するアドバイス(特に従業員が海外に赴任している場合、文化が異なる環境でどのように健康的に食事を摂取するか)などが挙げられます。運動についても同様で、適切な情報を提供することで、運動習慣を取り入れること、生活状況が変化した際に継続的に運動を行うこと、健康に有益となるエクスサイズなどを試行することなどの情報を提供します。そうした健康に対する着想には限界がありません。
統合的アプローチには専門知識が要求されるのか?
Cigna Healthcareでは、上述のコミュニケーション・チャネルに加えて、国際従業員支援プログラム (IEAP) が利用可能です。このプログラムでは、従業員(とその家族)が職場や家庭での精神的なストレスによる短期的なメンタルヘルス問題に対処するための秘密厳守の専門カウンセリング、関連資料、情報などを提供しています。また、問題の原因となっている関連分野に詳しい地元の専門家の紹介を受けることもできます。こうしたサービスにより、法律、金融、扶養家族ケアの専門家からも情報提供のほか、海外勤務に伴う現実的な問題(転居、旅行、新居購入など)に対する支援を受けることが可能となります。
「統合的アプローチ」は個人でそれぞれ異なる?
誰しも身体/精神面で健康とウェルビーイングに影響を及ぼす可能性のあるさまざまな問題や要因をかかえています。このような背景から、Cigna HealthcareではcCBTを提供しています。これは、従業員向けにクラス最高のウェルビーイングツールや関連情報を提供するデジタルプラットフォームです。ここでは、臨床専門家による指導下に、認知行動療法の枠組みに基づいて、的を絞った自助プログラムを利用することが可能です。つまり、従業員自身がメンタルヘルス(ストレス、不安、睡眠などの問題)をよく理解し、自身をケアするうえで有用なサービスとなります。特に重要なポイントとしては、インタラクティブな学習モジュールで構成され、日本語対応のカスタマイズ可能なプログラムを作成することが可能です。
統合化アプローチは業務にどのような影響を与える?
なぜ、健全な状態にある労働力が直接的に企業の損益に影響を及ぼすのか。その理由はいつか挙げられます。医療プランに投資し、予防健康診断を通じて従業員の健康を維持するための支援を開始すれば、コストの管理、欠勤の予定、従業員の健康状態など、幅広い項目から状況を把握することが可能になります。したがって、医療ケアが必要になった際にあわてることなく対応できるのです。
7,272人の従業員を対象にしたCigna Healthcare Vitality Study 2023では、次のような結果が示されました:
- 全体の52%が、自社の強化型健康保険が生産性を高めていると感じている
- 40%が、自社のロイヤルティが向上すると感じている
- 56%が、ポジティブな職場を構築していると回答している
予防的医療サービスは、業務への貢献度が評価されているという従業員の認識を高めるほか、福利厚生をサポートすることにより、従業員の業務へのコミットメントを高め、離職率を低減させるうえで大きく役立ちます。
それでは、統合的アプローチとは、各個人について理解したうえで行うものですか?
従業員一人ひとりの個人差、食事や運動の習慣、経歴、ライフスタイル、家族、仕事量など、さまざまな因子が健康とウェルビーイングに関与しています。単に医療サービスを提供するだけでなく、社内での業務や私生活を通して雇用者と従業員を指導し、必要なアドバイスやサポートを与えてくれるパートナーが必要なのです。それは統合的、連携的、あるいは個別的な形態をとります。さらに重要となるのは、従業員が必要となった際の健康とウェルビーイングへのサポートなのです。
統合的アプローチを取り入れる方法は?
最も良い方法は、雇用者に代わって統合的アプローチによるサービスを提供する福利厚生プロバイダーの協力を得ることです。ここで、Cigna Healthcareの出番となります。同社では、健康に対する統合的アプローチを長きにわたってそのDNAの一部として育んでおり、その豊富な経験によってグローバルに赴任する従業員を抱える多国籍企業をサポートしています。Cigna Healthcareは、日本語完全対応によるサポート体制にあるワンストップのヘルスケア企業であり、心身の健康に対する予防的ケアを行っています。これは、実際の問題発生時と同等に重要となるサービスといえます。Cigna Healthcareのエンド・ツー・エンド・ソリューションでは、その広範なネットワークと年中無休24時間対応の相談窓口・デジタルサポートが利用可能です。つまり、駐在員向けの統合ソリューションを提供するための管理は、当社が完全対応するためにまったく不要となります。